ウィリーズ・パリ Willy's Paris

ウィリーズ・パリ

Présentation de la chapellerie  
麦わら帽子の老舗メゾン

ウィリーズ・パリはフランス南西部トゥールーズにほど近いコサードという町で、1824年に創業した老舗の帽子メゾン。レイ家が親子代々で受け継ぎ、現在は6代目です。

ウィリーズ・パリ誕生の最初のきっかけはフランス革命の頃までさかのぼります。石灰岩台地のコース地方に、レイ家の祖先にあたるペトロニーユ・カントゥコーさんという羊飼いの女性が暮らしていました。彼女は、この土地の麦わらが他に比べて強度が高いことに気づき、きれいな麦の茎だけを集めて紐を編み始めました。そしてその麦わら紐を使って出来上がったのが「Palhola(パローラ)」という名の帽子でした。数年後の1796年に、彼女はその地方で初めての帽子工房を創業しました。

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以来、ウィリーズ・パリはペトロニーユさんのエスプリを大切に守り、何世紀にもわたって上質な帽子を作り続け、数々の賞にも輝きました。1929年の世界恐慌の波にも飲み込まれることなく、瞬く間に全世界に向けて帽子を輸出する一大メゾンと成長したのです。長い歳月をかけて受け継がれた伝統とサヴォワー・フェール(ノウハウ)が讃えられ、現在は、クラフトマンシップと優れた技術を有するフランス企業の証である「無形文化財企業」という名誉ある称号を与えられています。

Portrait de Rolande, couseuse de paille
熟練の縫製職人、ローランドさん

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ウィリーズ・パリのアトリエで、45年以上という長きにわたり麦わらの縫製を手がけている職人、ローランドさん。 代々受け継がれてきた知識と技術を身につけた彼女は、メゾンの伝統を守り続けていく上で、ウィリーズ・パリになくてはならない存在です。長年の経験で培われた「正確で無駄のない動き」はまさに熟練の技で、麦わら、麻、紙といった素材に関係なく、どんなモデルでもすべて完璧に縫い上げ、必要なフォルムを作り出します。

La fabrication des chapeaux
ウィリーズの帽子ができるまで

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帽子作りの工程はどれも専門的で、ノウハウと技術、そして忍耐力を必要とします。ウィリーズ・パリの帽子は、昔ながらの年季の入った貴重な機械を使って作られています。例えば、麦わらを縫製するための専用ミシンは20世紀初頭の年代もので、アルミ製の金型は1950年代から使われているものです。熱と圧力をかけて成形する型入れや、麦わらの編みと染色、そして縫製はすべて手作業で行われています。縫製職人は編んだ麦わらを頭頂部から縫いはじめ、帽子のモデルに応じて手の動きで加減しながら必要なかたちに仕上げます。木型にかぶせてフォルムが正確であるかを確認できたら、次はプレスの工程に移ります。2回プレスすることで強度を高めてハリを出します。そして最後は、モデルに合わせてリボンやアクセサリーの装飾をほどこして仕上げます。こうした職人たちの丁寧な手仕事によって、200年近く愛され続けるウィリーズ・パリの麦わら帽子が出来上がるのです。

Présentation de la chapellerie  
麦わら帽子の老舗メゾン

ウィリーズ・パリはフランス南西部トゥールーズにほど近いコサードという町で、1824年に創業した老舗の帽子メゾン。レイ家が親子代々で受け継ぎ、現在は6代目です。

ウィリーズ・パリ誕生の最初のきっかけはフランス革命の頃までさかのぼります。石灰岩台地のコース地方に、レイ家の祖先にあたるペトロニーユ・カントゥコーさんという羊飼いの女性が暮らしていました。彼女は、この土地の麦わらが他に比べて強度が高いことに気づき、きれいな麦の茎だけを集めて紐を編み始めました。そしてその麦わら紐を使って出来上がったのが「Palhola(パローラ)」という名の帽子でした。数年後の1796年に、彼女はその地方で初めての帽子工房を創業しました。

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以来、ウィリーズ・パリはペトロニーユさんのエスプリを大切に守り、何世紀にもわたって上質な帽子を作り続け、数々の賞にも輝きました。1929年の世界恐慌の波にも飲み込まれることなく、瞬く間に全世界に向けて帽子を輸出する一大メゾンと成長したのです。長い歳月をかけて受け継がれた伝統とサヴォワー・フェール(ノウハウ)が讃えられ、現在は、クラフトマンシップと優れた技術を有するフランス企業の証である「無形文化財企業」という名誉ある称号を与えられています。

Portrait de Rolande, couseuse de paille
熟練の縫製職人、ローランドさん

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ウィリーズ・パリのアトリエで、45年以上という長きにわたり麦わらの縫製を手がけている職人、ローランドさん。 代々受け継がれてきた知識と技術を身につけた彼女は、メゾンの伝統を守り続けていく上で、ウィリーズ・パリになくてはならない存在です。長年の経験で培われた「正確で無駄のない動き」はまさに熟練の技で、麦わら、麻、紙といった素材に関係なく、どんなモデルでもすべて完璧に縫い上げ、必要なフォルムを作り出します。

La fabrication des chapeaux
ウィリーズの帽子ができるまで

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帽子作りの工程はどれも専門的で、ノウハウと技術、そして忍耐力を必要とします。ウィリーズ・パリの帽子は、昔ながらの年季の入った貴重な機械を使って作られています。例えば、麦わらを縫製するための専用ミシンは20世紀初頭の年代もので、アルミ製の金型は1950年代から使われているものです。熱と圧力をかけて成形する型入れや、麦わらの編みと染色、そして縫製はすべて手作業で行われています。縫製職人は編んだ麦わらを頭頂部から縫いはじめ、帽子のモデルに応じて手の動きで加減しながら必要なかたちに仕上げます。木型にかぶせてフォルムが正確であるかを確認できたら、次はプレスの工程に移ります。2回プレスすることで強度を高めてハリを出します。そして最後は、モデルに合わせてリボンやアクセサリーの装飾をほどこして仕上げます。こうした職人たちの丁寧な手仕事によって、200年近く愛され続けるウィリーズ・パリの麦わら帽子が出来上がるのです。