ロレール Laulhère

ロレール

La fabrique Laulhère
170年以上受け継がれる製法

フランスに現存する唯一の老舗ベレー帽メゾン、ロレール(ローレール)。家族代々受け継がれてきた類い稀な財産とも言える伝統の技を、170年以上経た今も守り、当時とほぼ変わらぬ製法でベレー帽を作り続けています。


スペインの国境にほど近い、フランス南西部のピレネー山脈のふもとに位置するオロロン=サント=マリーという町に、1840年、リュシアン・ロレールが縫製工場を創業しました。古くから羊を飼う畜産業が盛んだった土地柄から、ウール素材を用いた伝統的な技術が自然と培われ、発展していったのです。ベレー帽の生みの親は羊飼いたち。 当時、彼らが羊の毛を刈りその羊毛を編んで手作りした帽子がベレー帽の発祥です。

La fabrication des bérets
老舗メゾンのクオリティを守り続ける職人たち

ロレールのベレー帽を作る過程でとても大きな位置を占めているのが、このメゾンが誇る職人たちの確かな「サヴォワー・フェール」、言うなればフランスならではの知識とノウハウです。「Foulonnage(フロナージュ)」と呼ばれる羊毛をフェルト生地にする工程や色染めのカラーを決める際にも、その知識が生かされます。これらすべての製造工程がうまく運ぶかどうかは、各作業を担当する職人たちの能力とノウハウが大切な決め手となります。

ベレー帽作りに用いられる純毛のメリノウールは、何世紀にも渡りその質の高さで知られる素材で、なめらかな風合い、柔軟性と防水性、そして大変優れた耐久性を誇ります。メリノウールの繊細なフェルト繊維が織りなすロレールのベレー帽は、フランスを代表する唯一無二の上質なベレー帽です。


ロレールのベレー帽ができるまでを紹介しましょう。まず初めに、加工していない自然なままの生成り色の羊毛でベレーのフォルムに編み上げます。次に、帽子づくりの大切なカギとなる「feutrage(フトラージュ)」という工程に移ります。ピレネー山脈から流れるミネラルを多く含んだ水を高温で熱し、そこにベレー帽を浸します。その後、染色のステップではロレールが長い時間をかけ、試行錯誤を繰り返し作り上げたレシピを元に混ぜ合わせた染料で、帽子を染めていきます。色の選択から計量まで、すべて職人の手で行われるのですが、このステップで多くの作業を手仕事でこなすことによって、色が均一に染まり、深みと輝きのある美しい色合いが生まれるのです。それはロレールにしか出せない独特な色合いです。最後に、木型でベレーの形に整え、フェルトの表面を削ぎ、梳かすことで完璧なまでになめらかな手触りに仕上げます。こうして、職人の手によって作られたベレー帽はアトリエへ送られ、必要に応じて、さまざまな飾りを付けたら出来上がりです。

La fabrique Laulhère
170年以上受け継がれる製法

フランスに現存する唯一の老舗ベレー帽メゾン、ロレール(ローレール)。家族代々受け継がれてきた類い稀な財産とも言える伝統の技を、170年以上経た今も守り、当時とほぼ変わらぬ製法でベレー帽を作り続けています。


スペインの国境にほど近い、フランス南西部のピレネー山脈のふもとに位置するオロロン=サント=マリーという町に、1840年、リュシアン・ロレールが縫製工場を創業しました。古くから羊を飼う畜産業が盛んだった土地柄から、ウール素材を用いた伝統的な技術が自然と培われ、発展していったのです。ベレー帽の生みの親は羊飼いたち。 当時、彼らが羊の毛を刈りその羊毛を編んで手作りした帽子がベレー帽の発祥です。

La fabrication des bérets
老舗メゾンのクオリティを守り続ける職人たち

ロレールのベレー帽を作る過程でとても大きな位置を占めているのが、このメゾンが誇る職人たちの確かな「サヴォワー・フェール」、言うなればフランスならではの知識とノウハウです。「Foulonnage(フロナージュ)」と呼ばれる羊毛をフェルト生地にする工程や色染めのカラーを決める際にも、その知識が生かされます。これらすべての製造工程がうまく運ぶかどうかは、各作業を担当する職人たちの能力とノウハウが大切な決め手となります。

ベレー帽作りに用いられる純毛のメリノウールは、何世紀にも渡りその質の高さで知られる素材で、なめらかな風合い、柔軟性と防水性、そして大変優れた耐久性を誇ります。メリノウールの繊細なフェルト繊維が織りなすロレールのベレー帽は、フランスを代表する唯一無二の上質なベレー帽です。


ロレールのベレー帽ができるまでを紹介しましょう。まず初めに、加工していない自然なままの生成り色の羊毛でベレーのフォルムに編み上げます。次に、帽子づくりの大切なカギとなる「feutrage(フトラージュ)」という工程に移ります。ピレネー山脈から流れるミネラルを多く含んだ水を高温で熱し、そこにベレー帽を浸します。その後、染色のステップではロレールが長い時間をかけ、試行錯誤を繰り返し作り上げたレシピを元に混ぜ合わせた染料で、帽子を染めていきます。色の選択から計量まで、すべて職人の手で行われるのですが、このステップで多くの作業を手仕事でこなすことによって、色が均一に染まり、深みと輝きのある美しい色合いが生まれるのです。それはロレールにしか出せない独特な色合いです。最後に、木型でベレーの形に整え、フェルトの表面を削ぎ、梳かすことで完璧なまでになめらかな手触りに仕上げます。こうして、職人の手によって作られたベレー帽はアトリエへ送られ、必要に応じて、さまざまな飾りを付けたら出来上がりです。